肩こり
こんにちは!
長野市は昨日の朝雪が降り、まだまだ寒い季節が続きますね。
皆様体調はいかがでしょうか?
寒い季節は肩こりが悪化したと、連絡をいただく患者様が非常に多くいます。
本日は肩こりについて書いていきたいと思います。
肩こりとは?
皆さん肩こりはありますか?
肩こりは症状名で、病名ではありません。
肩こりは日本人の国民病とも言われています。
ですから海外で肩こりと言ってもなにそれ?と言われてしまうかもしれません。
平成25年国民生活基礎調査の世帯員の健康状況を見ると、有訴者率(自覚症状がある者)を見ると、男性が2位、女性が1位と、どちらも肩こりが上位に入っています。
※引用 厚生労働省 平成25年国民生活基礎調査の概況Ⅲ世帯員の健康状況
それだけ多くの方が肩こりを自覚症状として感じています。
首から肩、背中にかけてこわばった感じ、重だるさ、不快感や痛みがある状態の総称です。
なぜ肩こりになるの?
これはいろいろ言われていてはっきりした答えがありません。
単に筋肉のコリだけでは説明しきれない、様々な要因が組み合わさって出ている症状だと考えます。
その中でも一番多い原因は「筋肉の疲労」によるものです。
・長時間のパソコン、スマートホン
・車の運転
・仕事や家事による、前傾姿勢などの不良姿勢
・毎日子供を抱っこする
などにより、首、肩周辺の筋肉に過度の負担がかかり、筋肉が疲労を起こし、血流が悪くなることでこり固まってしまうのです。
さらにその状態が長く続くと、神経を圧迫してしまいシビレが出たり、自律神経が乱れて様々な症状がでるまで悪化してしまいます。
肩こりを我慢することで、頭痛、めまい、吐き気、睡眠障害、内臓機能の低下など様々な症状が出るのはこのためです。
肩こりになったらどうするの?
まずはかたくなってしまった筋肉を緩めることです。
・運動する
・マッサージに行く
・温泉に行く
など何でもいいと思います。
いろいろやってみてダメな場合は施術を受けることをオススメします。
どんな施術でも筋肉を緩めることは簡単にできますが、緩めるだけではまた元の状態に戻ってしまいます。
そうならない為に次に必要なことは、普段の生活の中に潜んでいる肩こりの原因を探し出すことです。
・運動不足になっていませんか?
・パソコン、スマホに顔が近づきすぎていませんか?
・無意識に肩に力が入っていませんか?
・座っている時、足を組んでいませんか?
・夜更かしして睡眠時間が少なくないですか?
・毎日しっかり食事していますか?
他にも肩こりの原因になることは山ほどありますが、原因を知って意識して生活することで肩こりの症状をやわらげることができます。
施術と並行して、セルフケア(ストレッチ、姿勢、マッサージなど)や生活を改善することで、肩こりはよくなります。
セルフケアまで指導してくれる治療院を探しましょうね。
では次回は稲里接骨院が肩こりを診る時のポイントをお話したいと思います。
寒い日が続きますので体調管理には十分注意してくださいね。