2017年7月31日
腰痛・肩こり専門施術家のカンバラです。
ブログを見ていただきありがとうございます。
梅雨があけ、夏本番ですね。
連日暑い日が続き、体調がすぐれない方も多いと思います。
私は一日中エアコンが効いた涼しいところにいるため、体がだるくつらい日が続いています。
そんな時は、お風呂に入って体を温めるのがおススメです。
のぼせない程度に体を温めてみてはいかかですか?
エアコンで冷えた体には、気持ちいいものですよ。
さて本日は肩こりについて書いていきたいと思います。
肩こりとは?
皆さん肩こりはありますか?
肩こりは症状名で病名ではありません。
肩こりは日本人の国民病とも言われています。
ですから、海外で肩こりでつらくてなんて言っても、「何それ?」と言われてしまうかもしれません。
平成25年の国民生活基礎調査の世帯員の健康状況を見ると、有訴者率(自覚症状がある者)を見ると男性が2位、女性が1位と、肩こりが上位に入っています。
※引用 厚生労働省 平成25年国民生活基礎調査の概況Ⅲ世帯員の健康状況
それだけ多くの方が肩こりを自覚症状としてい感じています。
ではなぜ肩こりになるのでしょうか?
これはいろいろ言われており、はっきりした答えはありません。
単に首、肩周りの筋肉のコリというだけでは説明しきれない、様々な要因が組み合わさって出ている症状だと考えられています。
その中でも一番多い原因は「筋肉の疲労」によるものです。
・長時間のパソコン、スマートフォン
・車の運転
・仕事や家事による、前傾姿勢などの不良姿勢
・毎日重いものを持つ、子供を抱っこする
などにより、首、肩周辺の筋肉に過度の負担がかかり、筋肉が疲労を起こし血流が悪くなることでこり固まってしまうのです。
さらにその状態が長く続くと、首肩周りには、脊髄や自律神経が走っているので、神経を圧迫してしまいシビレが出たり、自律神経が乱れて様々な症状が出ることがあります。
肩こりを我慢することで、頭痛、めまい、吐き気、睡眠障害、内臓機能の低下など様々な症状が出るのはこのためです。
肩こりになったらどうするの?
まずはかたくなった筋肉を緩めることが大切です。
・運動する
・マッサージに行く
・お風呂、温泉で温める
など楽になるのであれば何でもいいと思います。
いろいろやってみても何も変わらない場合は施術を受けることをオススメします。
どんな施術でも筋肉を緩めることは簡単にできますが、緩めるだけではまた元の状態に戻ってしまいます。
そうならないために必要なことは、普段の生活の中に潜んでいる肩こりの原因を探し出すことです。
・運動不足ではありませんか?
・パソコン、スマホに顔が近づきすぎてはいませんか?
・無意識に肩に力が入っていませんか?
・座っているとき足を組んでいませんか?
・夜更かしして睡眠時間が少なくないですか?
・毎日3食、食事していますか?食べ過ぎていませんか?
他にも肩こりの原因になることは山ほどありますが、ご自身の原因を知って意識して生活することで肩こりの症状を和らげることができます。
施術と並行して、セルフケア(ストレッチ、マッサージ、姿勢の修正など)や生活を改善していくことで肩こりはよくなっていきます。
施術だけではなく、セルフケア指導や、生活改善指導をしてくれる施術院を探しましょうね。
今日のお話は以上になります。
まだ夏は始まったばかりですが、体調を崩さないように暑さを乗り切りましょう。